INTERVIEW
2022.9.8 OFFICIAL INTERVIEW #1
EP「#4」Release
記念すべきレーベルオフィシャルインタビューの第一回。
CRYAMYの一つの過渡期となったEP「#4」リリースとそれに伴う全国ツアーを終えてしばらく後のある夏の日の対談。
夏のフェスティバル出演や盟友時速36kmとのスプリットツアーなど、一見順風満帆に見えた彼らの活動だったが、実は内側に多くの葛藤や不満を抱え込んでいた。
そのほかにも、楽曲を制作する上での美学やこだわり、そこで生じる矛盾や葛藤など、赤裸々すぎるほどに語られた初インタビュー。
2022.11.17 OFFICIAL INTERVIEW #2
LP「#3(re issue)」Release
「#3」のLP再発を控えて実施されたインタビュー。
「#3」リリース当時の制作秘話やこの時点での彼らの創作論はもちろん、当時CRYAMYをとりまく不本意なシーン・状況への息苦しさや怒りなど、まだ周囲を気遣いつつはっきりと口に出すことはないが、不満を口に出している。
一方で、音楽性の激変を遂げる2023年の彼らを予感させるような未来への展望も口にしている。明確にこれまでとの線引きを宣言する以前の、バンドとして最後の純粋だった季節に行われた談話。
その他、ZINEやリミックスCDなどの制作エピソードや他愛無い雑談もあり。
2023.2.12 OFFICIAL INTERVIEW #3
Maxi Single「FCKE」Release
1st Maxi Single「FCKE」リリース。
2曲で収録時間20分オーバー、販売価格は税込499円、おまけに発売日にはサブスクが解禁(デモ・自主制作音源含む全曲)...と、大いに賛否を巻き起こしたCRYAMY。
大きな痛みを伴いながら急激に変化を遂げている彼らが、今も変わらず「CRYAMYのアンセム」と位置付ける最重要の2曲がどのような思いで生み出されたのか...余すことなく語られる姿を捉えている。
「FCKE」レコ発であり、彼らの飛躍を決定づけた、彼らの歴史でも最重要のライブの一つとなった渋谷クアトロワンマンを控えたある日の談話。
2023.4.18 OFFICIAL INTERVIEW #4
After「ONEMAN-Shibuya Club Quattro」
後に「独演-Shibuya Club Quattro-」として映像化される、CRYAMYの2023年度のワンマンライブ終了後に行われたインタビュー。
この日、発表されたように、CRYAMYはシカゴ・エレクトリカルオーディオにて名匠Steve Albiniと共にアルバム制作へと向かうのだが、そこに向かう興奮とアルバムの展望を、ここでは隠すことなくフラットに語っている。
一方で、後に露わになるセカンドアルバムの壮絶な新曲群とバンドの臨界点・メンバーの精神的な限界を迎えつつあることも(直接的な言い回しは避けたが)仄めかすような内容となっており、不穏なムードすら隠さず届けられている。
2023.11.24~2023.12.20
OFFICIAL INTERVIEW #5
Album「WORLD」Release
ついに届けられた2nd Full Album「世界 / WORLD」。
Voカワノの壮絶な制作の日々、応えるように猛練習の末にメンバーのこめた気迫、Steve Albiniの真心と献身が生み出した怪作は賞賛も批判も大いに浴びながらリリースされることとなった。
大いに変貌を遂げた彼らの姿を、できるだけ誤解なく正確に伝えるべく実施された、ほぼノーカットのロングインタビューをレーベル主導で彼らの帰国の直後(10月初旬)実施。
アルバムの発売を待たずして大いに疲弊した心境、心身ともに限界を迎えた末の自暴自棄、対するように口にする作品への絶対的な自信...なにより、目の前にやってくるであろうCRYAMYを愛する人々へ歌う覚悟を、話者も筆者も隠すことなく綴った、ドキュメンタリー的なインタビュー。