独演
-SHIBUYA CLUB QUATTRO-
2023年7月リリース
NPEMOV-001
CRYAMY初の映像作品となった今作は、
2023年3月29日に渋谷クアトロで行われたワンマンライブをノーカット完全収録。
約3時間の熱狂のライブを最初から最後まで余すことなく収録している。
コロナ禍を経て、この日、CRYAMYのワンマンライブは収容人数制限の取り払われた
フルキャパシティの渋谷クアトロで行われた。
即日完売したこの公演に集った約800人の満員のオーディエンスの熱気を受け、
トリプルアンコールまで含めて約3時間の熱狂のワンマンライブとなった。
冒頭からいきなりトップギアで「テリトリアル」「マリア」を連打し、矢継ぎ早に曲を叩きつけていき、
中盤には待ち望まれた楽曲たちを惜しみなく披露していく。
注目は本編終盤に演奏された「ALISA」で、カワノの即興演奏が胸を打つ。
アンコールでは次々と名曲が連打され、フロアのテンションも青天井のまま、
クアトロは終盤に向けて熱を高め続けていく。
「月面旅行」〜「プラネタリウム」の必殺の流れは、
リリース当時、「#3」リリースツアーを完遂できなかった借りを返すように丁寧に届けられていった。
ダブルアンコールでは「ディスタンス」にはじまりBPMの早いナンバーがトドメとばかりに叩き込まれ、
「ten」では途中の機材トラブルもあり、二連続で演奏された。
トリプルアンコールでは俺たちのワンマンライブを締め括るにはこれしかない、とばかりに「世界」を投下。
インプロパートではカワノがドラムを叩き、他のメンバー三名がステージダイブして消滅。
戻ったメンバーが演奏再開と同時にカワノはフロアに消え、クアトロをインプロの間練り歩き、客と体をぶつけ合っていく混沌ぶり。
3時間最後まで高まり続けたいようなテンションのまま、轟音と絶叫をもってこの日のライブは締め括られている。
DVDの最後にはカワノによるシカゴレコーディング決定を観客に告げるシーンももちろん収録している。